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夫婦別姓問題・「裏口からの別姓導入」に要警戒

夫婦別姓問題・「裏口からの別姓導入」に要警戒

『明日への選択』平成30年4月号

最高裁が夫婦同姓を定める民法七五〇条を合憲と判断して二年。今年一月、選択的夫婦別姓の実現を求め、ソフトウェア会社「サイボウズ」の青野慶久社長ら四人が東京地裁に提訴した。とはいえ、夫婦同姓を定めた民法の規定については最高裁が合憲判断をしたばかり。そこで、今回の訴訟で原告らが着目したのは、民法ではなく戸籍法だとされる。 従来の民法改正が直球勝負だとすれば、いわば曲玉を投げ込んできたと言える。特に注目されるのは、戸籍法に「届け出れば、結婚前の氏を名乗ってもいい」との趣旨の一文を加えるだけで、夫婦別姓問題は解決に向かう一方、民法が定める「夫婦の氏」は変わらず、「氏について家族が分断する」こともないと原告代理人が主張していることだ。つまり、別姓派にも同姓派にもハッピーな解決策と言うわけだが、本当にそんなことが言えるのか。→詳細はこちら