被災地の海岸線に壮大な「鎮守の森」をつくろう

被災地の海岸線に壮大な「鎮守の森」をつくろう

東日本大震災から一年半 ガレキを活かす「森の長城プロジェクト」がスタート

減災という視点から復興を考える

高橋知明(一般財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」事務局、瀬田玉川神社禰宜)


 

 東日本大震災より一年半が経ち、被災地では依然として多くの瓦礫が山となり、解体されぬままの大きな建物が多く残る。被災地の人々には先の見えない生活に無常感が漂い始め、無気力にさえ感じられる。東京では震災の話題はあまり聞かれなくなり、大地震で大都会が麻痺した記憶も、いつしか忘れ去られようとしている――。

 そうした中、今新たなプロジェクトが始まった。被災地の人々の大切な思い出と財産であった瓦礫――。この瓦礫を土と混ぜながら海岸線にほっこらとした盛土をし、その上に地元植生のタブ・シイ・カシ類の広葉樹を混植・密植し、次の大津波に対してその勢いを和らげ、かつ多くの財産と命を海にさらわれない壮大な森の防潮堤をつくる計画、「ガレキを活かす森の長城プロジェクト」である。→続きはこちらで読めます

〈『明日への選択』平成24年10月号より抜粋〉

【関連サイト】

森の長城プロジェクト