日本の自立と再生をめざして

日本の自立と再生をめざして
日本政策研究センターの主張と提言

著者:『明日への選択』編集部

定価:1,500 円+税

 

日本政策研究センター設立30周年にあたり、月刊誌『明日への選択』に過去10年間掲載した論稿の中から、国家論、憲法改正論議、歴史認識問題、家族・社会政策、地方再生の課題など、8つのテーマに関するセンターの主張・政策提言などを収録。政治の現実と切り結ぶことをめざした日本政策研究センター独自の「思想と政策」の記録である。

 

 

 

【はじめに】

本書は、日本政策研究センター設立三十周年にあたり、当センター発行の月刊誌『明日への選択』に過去十年間掲載した論稿のなかから、当センターの主張・政策提言などを収録したものです。

この十年、わが国は尖閣問題に象徴される中国の脅威を受け、歴史認識をめぐる中韓の「反日」攻勢にさらされる一方、悪夢のような民主党政権の三年間と東日本大震災と原発事故という「国難」を経験し、足下では人口減少、家族や地域社会の崩壊という社会基盤の溶解が静かに進行するなど、きわめて深刻な問題に直面して参りました。当センターは、そうした時局に応じて主張・提言を発表して参りましたが、この度は、そのなかから国家論や憲法改正論議、歴史認識問題、家族・社会政策や地方再生の課題など、八つのテーマについて主張・提言を整理し掲載した次第です。

各論文は、初出時の時局に対応しているため、今日とは状況が違う部分もありますが、日本国家のあり方と歴史に立脚しつつ、一方、政治の現実と切り結ぶことをめざした当センター独自の「思想と政策」の記録となっていることも考慮し、あえて初出時のまま掲載致しました。議論の行き届かぬ点もあろうかと存じますが、時代の空気のなかで「国家と共同体」に視点を据え、日本の自立と再生をめざした熱意のほどをおくみとりいただければ、これに過ぐる喜びはございません。

なお、収録したテーマ以外にも、教科書問題や道徳教育、南西諸島を巡る安保問題、民主党と市民主義に対する批判など様々な課題にも取り組んで参りましたが、既に他の媒体でも多々論じられているテーマについては紙数の関係で割愛させていただきました。また「食」の問題や経済政策などについては、今後さらに論考を重ねて参りたいと存じます。

 

【目 次】

はじめに

第一章 日本国家「再興」の課題

「磐」の上に国家を立てよう

世界の現実は「国家の復権」を迫っている

「国家再構築」への課題を考える

天皇陛下の被災地行幸に見る日本という「国のかたち」

「もう一つの選択肢」を排除するな

第二章 憲法改正論議への提言

憲法論としての日本国家と天皇

憲法の「平和主義」は本当に正しいのか

なぜ憲法に「非常時のルール」が必要なのか

今、なぜ家族尊重条項が必要なのか

憲法九十六条改正とは何か

第三章 歴史認識問題1 対中・韓政策の基本認識

「戦後国際秩序」なるものの真実

中国の「戦勝国の論理」といかに戦うか

「ハンディキャップ外交」が生んだ「尖閣危機」

条約を無視して暴走する韓国司法

第四章 歴史認識問題2 靖国神社参拝問題への視角

米国よ、「虚構」に基づく思い込み批判を止めよ!!

日本は東京裁判の何を「受諾」したのか

国会は「戦犯」をどう論じたか

戦後日本は「和解と信頼」から出発した

第五章 家族・社会政策への提言

家族再生への道―その哲学と政策課題

家族と社会の再生に向けて

子育て家庭をいかにして支えて行くのか

今、家族基本法が求められている

第六章 「国家解体」政策への批判

なぜ人権委員会の創設を許してはいけないのか

GHQも驚く夫婦別姓という家族への「蛮行」

最高裁は「家族解体」の先棒を担ぐのか?

外国人地方参政権問題・中国人問題としての視点

第七章 「地方再生」に向けた提言

「地方再生」に発想の転換が必要だ

「美しい国・日本」創造プランを提唱する

地域再生に「精神のよりどころ」は不要なのか

日本経済再生へわれらは何を目指すのか

第八章 地方自治の問題と課題

「子どもの権利条例」はこんなに危険

「自治基本条例」はなぜ危険なのか

ジェンダーフリー条例から家族尊重の条例へ

「地域主権」はなぜ問題なのか

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